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doの過去形:didとdone、n'tが消えると転写が逆になる

By The Wallaby18 min read
doの過去形:didとdone、n'tが消えると転写が逆になる
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あなたはディクテーションで会話の一節を聞いている。話者が一文を言い、あなたは"I did know about it"と書く。すると赤い採点が付く。正しい文は"I didn't know about it"だ。消えたのは末尾の音だけなのに、あなたの文は相手が言ったことと真逆の意味になる。もっと恐ろしいのは、あなたが書いた文も文法的には正しい英語で、意味だけが違うことだ。先に端的に答えると:doの過去形はdid、doの過去分詞はdone。三人称単数現在形はdoes、V-ing形はdoing。

この動詞の難しさは、不規則動詞リストの他のどれともまったく違う。第一に、doは本動詞でも助動詞でもあるので、普通の文にdoが2回入ることがある:"What did you do?"は誰もが毎日言う文だ。第二に、助動詞として働くのでdidとdidn'tには強勢が乗らず、強勢のない語はほとんど消えるほど圧縮される。ここで消えるのが否定の部分だ。

この記事はその一連を全部扱う:doの活用形の表、didがどのグループにも属さない理由、didの直後の空欄(他のすべての動詞が通る場所)、ベトナム語では一語「làm(する)」にまとまるdoとmakeの境界線、そしてリスニング練習者にとって最重要な、did、didn't、does、doneが普通の速度で走る文の中でどう響くか。

doの活用形の表、そしてdidがどのグループにも属さない理由

5つの形を1つの表にまとめる。発音記号の列はアメリカ英語、弱形の列は早口の会話で実際に耳に入る形だ。

形語発音記号短い例
原形(V1)do/duː/(弱形 /də/, /dʊ/)I do it every day.
三人称単数does/dʌz/(弱形 /dəz/)She does the payroll.
過去形(V2)did/dɪd/(弱形 /dɪd/, /dəd/)We did that last year.
過去分詞(V3)done/dʌn/He has done enough.
現在分詞doing/ˈduːɪŋ/They are doing fine.

最初に目を留めるべきは母音だ。/uː/を保つのはdoとdoingだけ。doesとdoneは/ʌ/に変わる。つまりsunやcupの母音だ。綴りのoは残っているのに。didは完全に/ɪ/に変わる。4文字の動詞に3種類の母音があり、どの文字も警告してくれない。

ほとんどの不規則動詞には、くっつけるグループがある:rideはwriteやdriveと、teachはbuyやthinkと、haveはmakeやsayと。didにはグループがなく、理由はそのグループが絶滅したからだ。古英語にはdōnという動詞があり、過去形はdydeだった。dydeは語幹に語尾を付けて作った形ではなく、語幹の先頭子音を過去形の先頭に繰り返して作った。そういう過去形の作り方はかつてゲルマン語族の古い言語で広く使われていたが、英語では完全に消え、didはほぼ唯一残った断片だ。

doneはgone、seen、beenと同じ-ne語尾を持つ。つまり同じ種類の分詞語尾だ。でも綴りが似ているからといって音が似るわけではない:doneは/dʌn/でsunと韻を踏み、goneは/ɡɔːn/でonと韻を踏む。多くの学習者がoを見てdoneを「ドーン」と読み、読み方を間違えると聞き取りも間違える。

doは本動詞と助動詞の両方を兼ねる3つの動詞be、have、doの1つで、3つともそれぞれ独自の不規則パターンを持つ。beの過去形が最も重い。過去形が2つある。goの過去形はgoneとdoneの綴りが似すぎて学習者が読み混同するのに、音は大きく離れているので、合わせて読む価値がある。makeの過去形は外せない。doとmakeの境界線がこのページ最大の意味の罠だからだ。体系全体を復習しているなら、英語文法の記事が時制と動詞を正しい位置に並べる。

didはいつ使うか、doneはいつ使うか、そしてdidの直後の空欄

最も端的な原則:didが単独で立てば本動詞doの過去形、didの後に別の動詞が来れば助動詞、didの直後の空欄は常に原形。doneは単独では決して立たない。前にhave、has、had、またはbeが必要だ。

didの直後の空欄は別途言う価値がある。doだけの話ではない。不規則動詞を新しく学ぶたびに、毎回この空欄にぶつかる:didの後はwentではなくgoに戻り、boughtではなくbuyに、choseではなくchooseに。理由は単純で、didがすでに過去の意味を担っているから、本動詞まで過去形にすると文に過去が2回入る。ここで1回しっかり覚えれば、他のすべての動詞分の手間が省ける。

文正しいか間違いか理由
I did the reading last night.正しいdidは過去形の本動詞
What did you do about it?正しいdidは助動詞、doは原形の本動詞
What did you did about it?間違いdidの後は原形doでなければならない
She has done everything on the list.正しいdoneはhasの後
She has did everything on the list.間違いhasの後は分詞doneでなければならない
Didn't he go with you?正しいdidn'tの後も原形go

2つ目の混乱の源は文法ではなく意味にあり、これはベトナム人に特有の罠だ。ベトナム語にはすべてをカバーする一語「làm(する)」がある。英語はdoとmakeに分かれる。大まかなルールは、doは行動・タスク・処理すべき仕事寄り、makeは目に見えたり指し示せる新しいものを作り出す寄りだ。下の表は6組を並べる。

文なぜその語を使うか
I did my homework.宿題は処理すべきタスク、doを使う
I made dinner.夕食は材料から作り出すもの、makeを使う
She did the dishes.皿洗いは繰り返しの家事、doを使う
She made a mess.散らかしは新しく現れたもの、makeを使う
He did his best.努力は行動、doを使う
He made a mistake.ミスは作り出されたもの、誰も望まないが、makeを使う

上のルールはだいたい7割のケースで通用する。残りはコロケーションで、推論できず覚えるしかない。do businessと言うがmake a dealと言う。do researchと言うがmake a discoveryと言う。do someone a favourと言うがmake an effortと言う。2つのグループを分ける論理はなく、唯一の方法は実際の文の中で何度も出会うことだ。

didには動詞活用表のどこにも載らない使い方がもう1つある:強勢を乗せて強調する。普通didは強調されない。話者が強勢を集中させると、文は否定されたばかりのことを再び肯定する意味に変わる。"I did send it"は本当に送ったという意味で、この文は相手が送っていないと言った直後にだけ出てくる。英語で強勢が文法的な意味を担う場所はごく少なく、これこそこの記事の冒頭で聞き間違えた文だ。

実際の会話でdidとdoneを聞く

これは動詞活用表には載らない部分だ。doの場合、正確に書き取るだけでなく、正しく理解するか真逆に理解するかの問題でもある。doが助動詞として働くので、ほとんど強勢を乗せず、強勢のない語は容赦なく圧縮される。

didn'tは「din」一音節まで圧縮される。末尾の/t/は次の語が子音で始まると脱落し、中間の/d/は/n/に溶け込む。"I didn't know"は「アイdinノウ」のように聞こえ、"I didn't think so"は「アイdinシンクソー」に、"she didn't call"は「シーdinコール」になる。これは英語の会話全体で最も危険な箇所だ。音の一片を聞き逃すと、文の意味が180度反転する。

did youは一塊になる。didの末尾/d/がyouの先頭/j/に出会い、新しい音に融合する。"What did you do?"は「ワディジャドゥ」のように聞こえ、"Where did you go?"は「ウェアディジャゴウ」になる。学習者は3つの独立した語を待つが、聞こえるのはくっついた2音節だけだ。

do you と does he も短縮され、h が落ちる。 カジュアルな話し方では "Do you want to go?" が "d-ya wanna gou" になり、do がまるごとなくなって "you wanna gou" になることもある。"What does he think?" は "wut duzee think" と聞こえる。he の頭子音が落ちたあと does が he にくっつくからだ。

done は /dʌn/ で、gone と韻を踏まない。 学習者は o という文字を見て丸い母音で読み、聞くときもその丸い母音を待つ。実際に響くのは sun や fun の母音だ。音を待ち違えると、意味をよく知っていても単語を認識できない。

done は don や dawn に近く、オフィスの文では down ともぶつかる。 "The report is done" と "The server is down" は、どちらも一日の仕事のなかで誰もが言う文で、慣れない耳にはこの二つの母音は十分離れていない。ここで聞き間違えるのはスペルミスではなく、仕事の状態を逆に理解させる。

done の前の have はほとんど見えない。 "I've done it" は "aiv dunit" と響き、"What have you done?" は "wut-av-yu dun" に短縮されるか、さらに短くなる。have の部分を聞き落とすと "I done it" と書き写す。文法的には誤りだが、耳にはまったく自然に聞こえる文だ。

次の表は三つを並べる:原文、早口で話したときの音、学習者がよく書き写しを外す形。真ん中の列は発音記号ではなく、あなたの耳に沿っている。

実際の文聞こえる音学習者がよく書き写す形
I didn't know about it.ai din nou abaut itI did know about it.
What did you do about it?wuh-dija doo abaut itWhat do you do about it?
I've done what I could.aiv dun wut ai kudI done what I could.
What does he do for work?wut duzee doo fer workWhat did he do for work?
She didn't do the reading.shi din doo the reedingShe did do the reading.
The report is done.the ripawt iz dunThe report is down.

三列目を見ると、ミスの重さは同じではない。一行目と五行目が最も重い:否定が消えて文の意味が逆転し、文法的には正しいが反対のことを言う文を書き写してしまう。二行目と四行目は時制のミスで、二つの機能語がくっついて誤って割り当てられた結果だ。三行目は機能語を聞き落としたミス。六行目は母音のミスで、文全体の意味も変わる。

文から消えたかのように、点線で描かれたごく短い音波のイラスト
didn't の否定部分は思っているより短く、文のなかで最も落ちやすい欠片だ。

WELE のディクテーションセッションでは、この動詞が、通常のリスニング理解では決して見えないことが露わになる。意味を理解するために聞いているだけなら、n't が一文字消えても自分が逆に理解したことに気づかず、そのまま進んで後半全体がずれる。一語ずつ書き写さなければならないとき、赤線がまさにそこに付き、聞こえた音と実際に話された音の差がすぐ見える。

インパクトは、書き写しを間違えた場所に気づく瞬間にある。記事冒頭の五行の表を読み終えて十分経っても、do の過去形が did だということは覚えている。それでも耳は n't を落とし続ける。一度書き写しを外して、その文を正しく聞き直すと、次に主語の直前で短い "din" を聞いたとき、先に進まず確認するようになる。didn't はほぼすべての会話に出るので、不規則動詞リストのなかで最も早く効いてくる習慣だ。

これらの音が消えるのは自分の聞き取りが弱いからではない理由を知りたいなら、connected speech の記事が、do だけでなく文全体について、音の脱落と連結の仕組みを説明している。実際の音声はライブラリの podcast にあり、各エピソードに照合用の transcript が付いている。

did と done でよく出る句

do には本物の phrasal verb のセットがあり、共通点は do という文字から意味を推測できないことだ:do up は模様替え、do over は最初からやり直す、do away with は完全にやめる、do in は疲れ果てさせる。下の十三行は phrasal verb と collocation を混ぜ、過去形か過去分詞で書いて、実際の文脈で did と done に慣れさせる。

句意味例
do the reading, do homework課題をする、指定された部分を読むI did the reading on the bus.
do the dishes, do the laundry皿洗い、洗濯He did the dishes without being asked.
do business with〜と商売をするWe did business with them for six years.
do your best全力を尽くすShe did her best with the time she had.
do someone a favour誰かに一つ助けをするHe did me a favour and stayed late.
do without何かなしで何とかするWe did without a car for two years.
do up模様替えする、またはボタンを留める、ファスナーを上げるShe did up the old flat herself.
do over最初からやり直すThey made us do the whole thing over.
do away with完全にやめる、撤廃するThe company did away with the dress code.
do someone in誰かを疲れ果てさせるThat hike did me in.
have to do with〜に関係があるIt had nothing to do with the budget.
a done deal決まったこと、もう変えられないBy Friday it was a done deal.
be done with something何かを完全に終え、もう関わらないI was done with the whole process by March.

do up、do over、do away with の三行には注目すべき点がある。同じ動詞で前置詞を変えるだけで、まったく関係のない三方向に進む:きれいに直す、最初からやり直す、完全に捨てる。do の本来の意味からは推せず、これが phrasal verb が普通の語彙より難しい理由だ。両方の単語を知っていても句全体は理解できない。

もう一つの点は have to do with の行にある。ビジネス英語で最も頻出する句の一つで、そこでの do は本来の意味を完全に失っている。"It has nothing to do with the budget" は、その件は予算とは何の関係もない、誰も何かをしているわけではない、という意味だ。この句を丸ごと聞き取れると、間違った原因を次々にはねのける速い議論についていける。

ベトナム人が do でよく犯すミス

doed と dided。 ここは手癖の反射で、すべての動詞に -ed を付ける。do は規則変化しないし、did にもう何も付けない。過去形は did だけ、過去分詞は done だけだ。

Did のあとに過去形の動詞を付ける。 "Did you went?"、"She didn't came"、"Why did he bought it?" はすべて誤り。did と didn't のあとは、すべての動詞が原形に戻る:went は go、came は come、bought は buy。これはどのレベルの学習者でも最多のミスで、新しい過去形を学び終えて使いたくなったタイミングで出る。

I have did、および have done と過去の時点。 have、has、had のあとは done であり did ではない。さらに "I have done it yesterday" も誤りだ。現在完了は閉じた時点と一緒に使わない。正しい文は "I did it yesterday" か、時点を外して "I have done it" だ。

do と make の混同。 "I make my homework"、"She did a cake"、"He do a mistake" は、ベトナム語に「する」が一語しかない結果だ。大まかなルールは、do は任務と行為、make は作り出されるもの。残りは句ごとに覚えるしかなく、確実に覚える方法は実際の文に何度も出会うことだ。

疑問文と否定文で助動詞 do をまるごと抜く。 ベトナム語に助動詞がないので、学習者は "Do you like coffee?" の代わりに "You like coffee?" と書き、"I don't know" の代わりに "I not know" と書き、"Why did you do that?" の代わりに "Why you did that?" と書く。このミスは動詞の活用ミスより目立ちにくいが、最初の一語から文が不自然になる。

I done it。 この文は標準語として誤りだが、日常会話、歌詞、映画では非常に多く聞こえる。一部の方言では普通形で、その方言のなかでは完全に正当だ。聞こえるからといって使えるわけではない:試験、ビジネスメール、その他あらゆる文書では "I done it" は誤りとされる。"I did it" か "I have done it" を使う。

短時間演習

八問。do、does、did、done、doing のいずれかを入れる。全部終えてから、下の答え合わせを最後に行う。

  1. What ______ you ______ about the broken link yesterday?
  2. She has ______ everything on the checklist.
  3. I ______ not know he had already left.
  4. What ______ he ______ for a living now?
  5. They are ______ the final round of testing this week.
  6. We ______ without a printer for the whole month.
  7. That climb really ______ me in.
  8. By Friday it was a ______ deal.

答え:1. did, do. 2. done. 3. did. 4. does, do. 5. doing. 6. did. 7. did. 8. done.

問題1と問題4は、立ち止まる価値のある2問だ。どちらも do が2回必要になる。1回は助動詞、1回は本動詞だ。問題1では、最初の空欄は did、次は原形 do になる。問題4では、最初の空欄は現在形で主語が三人称なので does、次は依然として原形 do だ。この2問を外したなら、did の後の空欄についてもう一度読み直す価値がある。

よくある質問

do の過去形は何か?

do の過去形は did、過去分詞は done。この2つは入れ替えられない。did はそれ自体が本動詞になるか助動詞になる。done は常に have、has、had または be の後に来る。

did の後になぜ原形を使うのか?

did がすでに文全体に過去の意味を担っているからだ。本動詞まで過去形にすると、過去が2回入り、英語はそれを許さない。"Did you go?" は正しく、"Did you went?" は誤り。この規則は do だけでなくすべての動詞に当てはまる。

do と make はどう違うのか?

do は行動、課題、処理すべき仕事向き:do homework, do the dishes, do your best。make は新しいものを作ること向き:make dinner, make a mistake, make a decision。この規則は大部分の場合に当てはまる。残りは慣用句として個別に覚える。

「I did tell you」とはどういう意味か?

これは did を強調に使った形で、相手が今あなたの言ったことを否定した直後にだけ現れる。"I did tell you" は「本当に言ったよ」という意味で、「言ってないでしょ」への返しだ。聞き取りのサインは重音が did に落ち、本動詞には落ちないこと。

didn't はなぜ否定部分が聞き取りで消えやすいのか?

didn't は重音を受けない。語尾の /t/ は子音の前で脱落し、真ん中の /d/ は /n/ に溶け込む。だから全体が非常に短い1音節になる。文法的には正しく書いても意味が逆転する、最も危険な聞き取りミスだ。直し方は規則の再学習ではなく、否定文をたくさん書き取って照合すること。

会話が速いとき、did と didn't を聞き逃さなくなるまでどれくらいかかるか?

規則の部分は一晩で終わる。耳の部分は今のリスニング基盤次第で、実際の測り方は会話を数本書き取って、否定文をいくつ肯定文として書いたか数えること。出発点が必要で、リスニング力テストがそれをくれる。

do の形の表は20秒で読み終われる。このページで最も簡単な部分だ。残りは、短い「din」という1音節が肯定か否定かを決め、did の後は常に原形であるという話で、聞き逃して自分の書き取りミスを見たとき初めて本当に耳に入る。短い番組を1つ選び、否定文の多い区間でディクテーションを試し、記事冒頭の表を見直して、まだ自明に見えるか確かめてほしい。

The Wallaby
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